商品事業部 ユニットリーダー
2016年新卒入社
飯野 優理
「ネガティブなものを”ステキ!”と思わせることができたら何だってできるじゃん!」と思って入社を決めました。
元々は、子ども向け商材のメーカーを志していました。
かわいいものが大好きだし、何より、家族みんなで過ごす、幸せな時間を作る”モノ”に携わりたかったからです。
だから正直な話、当社のインターンシップには、面白半分で参加しました。
でも、そこで代表の鷲巣が私に言った言葉がグサッと刺さったことをよく覚えています。
「人はどんなに悲しいことがあっても、最期まで食べて生きるんだよ。皆で一緒に同じものを食べるって幸せだと思わない?」と。
「えー!!!私の知らない”幸せ”の定義!」とショックを受けて帰宅しました。
そういえば、皆で美味しいものを一緒に食べられる、楽しい話を一緒にできる空間って気付きにくいけど、一番幸せかもしれない…。
あれ?入れ歯ってもしかして、幸せな時間を作るモノ、支えるモノなのかな?と。ここから入れ歯に興味が湧いたのがはじまりです。
また、世間のイメージが元々「かわいい・きれい」なモノをステキだと思わせることよりも、「汚い・つまらない」と思われているモノをステキだと思わせることができたとしたら、もう私はどんなモノの魅力だって伝えられるんじゃないか。
そういうことができる人になりたいなと思って、入社しました。
入社してすぐに「商品事業部」に配属され、現在まで同事業部に所属しています。
洗浄剤をはじめとした、入れ歯ケアのグッズを企画するところから製造、商品管理・販促企画・営業までを一貫して担っています。
入れ歯は毎日使うものなので、食事をしたら自分の歯と同じように汚れます。
毎日歯磨きをするのと同じように、入れ歯もキレイにするケアが大切です。
でも、入れ歯ケアって面倒臭いんです。入れ歯を洗うには入れ歯を外す必要があるので、人前で気軽にはできないし、歯を失った自分の顔を見れば、気分も落ち込んでしまいます。それでも、健康のために毎日きちんとケアしてもらいたい。
だから、毎日のケアが少しでも楽しく、便利になるように、入れ歯使用者の皆さんが気持ちよく使えるグッズを作って、広めていくことが部署のミッションです。
どんなものが必要とされているかのリサーチや、試験、商品のデザインはもちろん、製造スケジュールの管理も行います。
商品が発売されれば、全国の歯科医院さんで商品が手にとっていただけるよう、営業活動もします。
当社の洗浄剤を使用していただいているお客様へ定期的にお手紙を送ったりもします。
ありきたりかもしれませんが、「買ったよ!」「よかったよ!」という言葉を頂くと、無駄じゃなかった!と思えて嬉しいです。
あわせて、マーケティング本部にも所属しています。
こちらではカタログや、チラシなどのデザイン業務やSNSの運営などを担当しています。
入れ歯のネガティブなイメージを払拭すべく、色々な分野のデザインを見ながら伝え方を考えるのは日々勉強になります。
目で見るデザインは人のイメージに直結するので、やりがいがあるのはもちろん、各事業部の販促物を担当するので、色々な部署の人と関われることが楽しいです。
国民的キャラクターとコラボがしたい!です。
入れ歯だと、高齢者限定というイメージがどうしても強く、周囲の方からもそう考えられてしまうことが多いのですが、入れ歯を使用されている方は老若男女問わずいらっしゃいます。だから、入れ歯のケア用品ももっと可愛く、もっと楽しいものにできたらいいな、と思っています。
メガネのフレームがブランドの柄になっていたり、シャンプーのパッケージが限定デザインだったり…そういうものって、ワクワクしませんか?
私は、そういうのが大好きなんです。
入れ歯や入れ歯ケアにもそれやるぞ!というのが密かな私の夢です。
仕事も自分の好きなものも肯定してみたい。
夢なんて言葉を出すと、すごくアグレッシブに思われるかもしれませんが、静かにコツコツ実現していけたら嬉しいなと思っています。
あと、私は、モノが大好きなので、モノを作り出す歯科技工士の人たちと働ける、毎日その現場を眺められることが私にとってすごく嬉しいことです。
その仕事がもっと色々な人に知ってもらえるように、価値をわかってもらえるように、自分にできることは何かな…と地道に考えていきたいし、地道に実現していける人でありたいと思っています。
やる!と言ったことをやりきる人と働きたいです。仕事って毎日の地道な積み重ねが、頑張って、やっと届くようなものだと思っています。
入れ歯は、人のお悩みからはじまるものなので、楽しいことよりも、悲しいことや辛いことに向き合うことの方が多いというのもあるかもしれません。
やると決めたことが思っていたより大変だったり、情報がなかったり、難しかったり、そんなことばっかりです。落ち込む日も当然あります。
だから、失敗してもいいので、最初は時間がかかってもいいので、やりきれる人が仲間になってくれたら、あとは明るくても暗くてもインドアでもアウトドアでもどんな人でも関係なく嬉しいです。
あと、入れ歯を見て「キレイ」って思ってくれる人がいたら嬉しいです。
ぜひ作りたての入れ歯、見に来てください!ツヤツヤピカピカで結構感動するかも。