歯科技工士 ユニットリーダー
2008年中途入社
芦野 史朗
転職活動中にバイテックの技工所が東京に移転する為に募集をしていると聞いて、ここなら自分の経験と知識が役に立つのでは?と思い仲介の方に連絡をしたのがきっかけです。
話を聞くだけのつもりで行ったのですが、代表の鷲巣と話をしていて思ったより話が盛り上がり、「いつから来れるの?」「えっ!じゃあ連休明けから!」みたいな流れで入社しました。
バイテックがシリコーンデンチャーを作っているという事は知っていたし、歯科技工士目線で見てもそれは良いものだとイメージできていたので、機会があればそんな仕事に関わってみたいという気持ちもあったので、タイミングが良かったなぁと。
現在11年目。
今は預かった義歯をコンフォート加工する部署から義歯を最初から作る部署に移り、改めて義歯を作ることの難しさややりがいを感じています。
コンフォート加工の指導や、先生や患者様への指導、実際に医院に赴く事もあります。
その度に患者様や先生にありがとうと言っていただき、技工士を続けてて良かったなぁと思っています。
5年前に札幌にある大手の技工所にコンフォートの技術を教えに行ったこともありました。一人で行ってきたので不安でしたが、赴任先の技工所とバイテックに支えていただき、自分で考え行動し何とか形にすることができ、とても良い経験をさせて頂きました。
人は人に助けられて生活をしているので、体が動く限り入れ歯で困ってる人を助けたいと思っています。
私が生きているうちにできる入れ歯の数は限られているので、もっと多くの入れ歯を作るには人の教育や、今の時代に合った素材、手法を学んでいこうと考えています。
歯科技工業界は新卒10人いれば5年後1人残るという離職率です。
長時間残業と休日出勤、時給数百円の低賃金という業界を見ればそれも納得ですよね。
その中で歯科技工士でもちゃんと生活できるし、仕事も楽しいよ!というモデルになりたいなとも思っています。
単に頑固なだけなのかもしれませんが。
同じ気持ちで働いてくれる人。
手先が器用、不器用、上手い下手は問いません。
歯科技工士免許持ってるのに、一度辞めちゃったけどやっぱりもう一度チャレンジしてみたいな。という人。何か自分の作ったもので誰かを幸せにしたいな。喜んで貰いたいなーと思ってる方。
あとは私は入れ歯作りに自信がある!その知識を多くの人教えたい!と言う方。私も教わりたいです。笑。