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募集要項

なぜ当社は「入れ歯」に向き合っているのか。
入れ歯を通じて高齢化が進む世界中の人々の生活を支援する

なぜ当社が「入れ歯」を事業の中心においているか。それは、高齢化が進む世界において、歯を失い、噛めなくなり、物が食べられなくなり、健康を損なう方が非常に多いという現実を知ってしまったからです。「入れ歯」という言葉にはネガティブなイメージがあるかもしれません。
しかし歯を失った後の生活を支える入れ歯によって、ちゃんと口から物が食べられ、咀嚼することによって脳に刺激を与え、健康増進に寄与することがわかっています。
高齢者が増えるからこそ、亡くなる最後の食事まで美味しく食べられる「高品質な」入れ歯を提供すること、それが今進行している超高齢社会日本と高齢化が進む世界において、当社が提供したい価値なのです。そのためにも、実際の入れ歯を取り巻く社会環境について少しでも知っていただけたらと思います。

人類史上前例のない高齢化と入れ歯ニーズ

人類史上前例のない高齢化と入れ歯ニーズ

世界の平均寿命は、1950年からの間に51歳から72歳へと約20年も延びました。
先進国での高齢化が急速に進むなかで、日本では65歳以上の人口が3588万人に達し、4人に1人が65歳以上(28.4%)という、世界で最も高齢化率の高い国として、今後もさらに上昇し続けると言われています。
このような人類史上前例のない高齢化のなかで、人が歯を失ってから過ごす時間は長くなります。
歯の予防や保存技術が進んでも、入れ歯の利用者は年齢を重ねるごとに増え、安心して噛めることへの重要性は益々増しています。

入れ歯安定剤が1000万本売れている現実

入れ歯安定剤が1000万本売れている現実

入れ歯が口腔内で合わない、安定しない時、応急的に使用される入れ歯安定剤。
年間で約120億円の市場があると言われています。
国内2800万人の入れ歯利用者に対して、これだけの応急処置商品が売れていることからも、多くの方が入れ歯に満足していない実態と、沢山の噛めない入れ歯が出回っていることが図り知れます。
入れ歯安定剤は、入れ歯の動揺や痛み、緩みなどを緩和する一方で、長期連用できるものではなく、歯茎が痩せたり噛み合わせが悪くなり、さらに入れ歯が合わなくなるといった悪循環を起こす可能性があります。
そこには、長期に渡って安心してきちんと噛める入れ歯のニーズがあります。

噛むことが与える全身の健康

噛むことが与える全身の健康

高齢者が増えていくなかで、介護や支援が必要となる主な原因として、「認知症」が最も多く、全体の約18.0%を占めます。
認知症は、脳の働きの低下が原因となって引き起こされる症状のことで、記憶障害や見当識障害などの症状が現れます。
認知症の発症にはさまざまな要因が複雑に関係していますが、歯の喪失が発症リスクにつながること、口で物を噛む運動が認知症予防につながることは古くから知られており、噛むことが脳機能の維持に重要な役割を果たすと考えられています。
歯を失う年齢になっても、噛める入れ歯で口から栄養を摂取して、人の健康寿命を伸ばして、生活を豊かに支えていける価値があります。

こうした社会環境のなかで、私たちは入れ歯の「品質」と「ブランド」を日本から世界へと拡げています。